久し振りの大久保はやはり難しい
夏休み3日目は大久保。今日も出だしが遅れ、池に向かう途中の車中で朝食。池に着いたのは5時45分。まだ誰もいない。これ幸いと堰堤一番右に入る。空は明るいが、太陽はまだ左側の木々に隠れて出てこない。さあ準備しよう。今日は9尺で宙。餌は特Sと天々、バラケマッハを2:1:1に水1の両ダンゴに、練らずに粘りを出すためのオブラートを1枚。でも水温が低い。果たして宙は正解か?気温も上がらず、非常に気持ち良い環境での第1投。「たな」を深くし過ぎたため、餌が持たない。「たな」を調節して餌打ちを続けると、ウキがフワフワし始める。そろそろかな、と身構える。すると、あたり!残念かからないが、このまま続ければ何とかなりそうだ。そして、6時22分に1匹目。これで気持ちに余裕が出る。その後、ちびへら1匹を含めて計4匹釣ったところで時刻を確認すると、7時20分。まあまあかな。しかし、既にウキの真下にはへらが湧いている。足元にも何匹か寄ってきた。この、食い気のないへらに仕掛けがかかってしまい、へらがジャンプして逃げた際に仕掛けが竿に巻き付くアクシデント発生。しばらく解こうとするが、仮に解けてもハリスがヨレヨレになるので、涙をのんでハリス交換。時間をロスする。また、7時半頃から太陽が顔を出し、傘をセット。再開後は竿が振りにくくなった。それでもあたりはまだ出ていて、やったと合わせればガクッ、ジャミがかかる。めげずに餌打ちを続けると、何とか2匹を追加。まだ8時前だ。このままいけるか?ところが、今度は消し込みあたりで擦れ。ちょうど私が擦れと格闘しているところに1人やって来た。彼は私と釣り台一つ隔てた左に入った。底釣りのようだが、餌を作るところを見ていると、トロロ昆布を使っている。餌付けも結構大きく、これで釣れるのかと思っていたら、じきに1匹目。一方私のほうは、餌が尽きたので、今度はペレ道とバラケマッハを2:2に水1の両ダンゴでやる。すると、再開後にまだウキは動くが、あたりらしきものに手を出してもカラ、または擦れバラシと冴えない。それでも8時31分には7匹目。隣はもう3匹くらい釣っている。私はこのあたりからウキの動きが鈍くなり、活性が落ちたのでは、とグルテン(α21)を用意する。これは底も見据えた餌作り。両グルテンにしてみたり、セットもどきにしてみたりするが、全くダメ。時間だけが過ぎる。そこで、隣が底で好調?のようなので、真似て底にしてみる。本来なら仕掛けも替えるのだが、今日は宙の仕掛けのまま。適当な底取りで、セットもどきで餌打ちすると、すぐにウキが動き出す。えっ、これなら今日は最初から底だったのかも。10時少し前にどうやらこの池の常連さん登場。1人は右岸奥、もう1人は私のすぐ左に入る。この人が両ダンゴの宙釣りをするのだが、「たな」は40cmくらいか。そのうえ、餌打ちしてから待つ時間がかなり長い。これがこの池の釣り方なのか。私のほうは底に変えて3回目のあたりでようやく8匹目をゲット。時刻は9時54分。いやぁ長かった。もう1人常連さんが来て、右岸コンクリに入る。私は8匹目の後もあたりは続いたのだが、ハリス切れなどで場が荒れたのか、それとも逆ゴールデンタイムになったのか、次第にウキが動かなくなる。隣はやはり年の功でポツポツと釣れるようになる。私はさっぱり。時刻は不明だが、このまま続行するよりも、隣が宙であたりを拾えるなら、と再度宙に戻す。すると、ウキはじきに動き出すが、先ほどまでとは違って弱々しい。そして、ウキがスッと入るのに合わせると、ん?何か付いてきた。ゲゲッ、2,3cmのジャミが擦れている。ウキを動かしていたのはこいつらか。太陽は徐々に位置を変えるが、傘と適当な風のおかげで汗が噴き出すことはない。今日良かったのはそれだけ。さて、早く餌を終わらせよう、とセットもどきで餌打ちすると、ウキがチクッと入り、これに合わせて9匹目ゲットは11時10分。傘が邪魔をしてなかなか取り込めない。針外しも「たも」も用意していないので、必死で手前に寄せ、手で針を外す。さあ、ようやく2桁にリーチだ。隣の隣はもう帰っている。2桁近くは釣ったのではないか。私も餌が残り少ないので、1投1投を大事に餌打ちするが、結局結果を出せないまま11時45分に納竿。隣に、釣り台に土足であがるなと言われたことを思い出し、片付けの後丁寧に台を拭く。それから結果を釣り好きにメールで報告してから車に戻った。今日は2桁超を予定したが、残念ながら叶わなかった。本当にこの池は難しい。調子が良いようでよくない。隣が、あまり手前のへらはスレているので、少し長い竿にしたようなことを言っていたので、次回は12尺以上でやってみよう。腹が減ったが、今日はいつもの食堂ではなくモスバーガーが食べたい。何を食べようかな、など考えながら車を走らせた。
| 固定リンク
コメント