ETC
ETCと言っても、エトセトラではない。車載の高速料金自動支払器のことだ。3月28日から2年間、地方の高速料金を土日に限り一律1000円にするという経済対策が発表されたが、これがETCで支払う場合に限るということで、取り付け業者に客が殺到しているとニュースが報じていた。
だが、疑問が残る。
①どうしてETCでの支払いに限るのか?現金で支払う場合には適用されないというのは、どうもスッキリしない。ETC普及のためとの表向きの理由があるが、それよりETCを管理する天下り団体が潤うようにするためだろう。世論の多くは天下りに反対している筈だと思うが、目の前の「値引き」には ”そんなの関係ねぇ~っ!” と店に殺到するということか。
②どうして社用車やトラックには適用されないのか?不景気の折、こちらの方が重要な意味があると思う。
③来る総選挙で民主党政権が発足することになれば、高速料金は全て「タダ」になるから、そもそもETCの普及とか関係なくなる。それまで遅くともあと半年。何もしないで選挙を迎え、民主党に投票する方が結局は得をするかもしれない(高速料金に限り)。慌ててETCを取り付けた人達は、その分損をしないよう自民党に投票するのだろうか?そういう選挙民取り込みの意味もあるかもね。いや、待てよ。そういう人達にとっても「タダ」になった方が、結局は得になると思うけどなぁ。
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