結局最後まで両ダンゴ@都田
昨日の食い渋りを見た後で、今日都田に出向くのはちょっと憂鬱。それでも、今週はそんなに良い日がある予報ではないので、久し振りに早い出勤だ。駐車場に着くと、WINDOMを発見。まずは飲み物を買い、橋まで行って池の様子を覗う。あれれ、WINDOMの人がいない。へら師は看板横、ワンドに1人ずつ。流れ込みが空いているので、そこに入ろう。急いで車に戻ろうとするが、待てよ、ひょっとして腹の具合が悪くなっても困るから、出ても出なくてもとりあえずトイレに寄って行こう。しかぁ~し、これが良くなかった。駐車場に戻ると、WINDOMの人が車を拭いている。挨拶して今日の状況を訊くと、底で1回もウキが動かないので止めたとの事。これは厳しいなぁ。まだ昨日の激渋が残っているのか。車に戻って荷物を降ろし、いつものように外の道路から流れ込みへ、と坂を降りていると、ゲゲッ、1人がまさに階段を降り、釣り座を探しているではないか。一体何処に入るのだろう。その人は次第に流れ込みに近づいて行く。もうダメだ、先に入られてしまった。脱力。それでは、階段下にでも入るとするかな。とぼとぼと到着。階段下から一つ深場側に入る。ん、浅場側の先客は何処かで見たことがあるぞ。あっ、最近まで日陰浅場で一緒に竿を出すことが多かった人だ。名前は知らないが、遂にこちら側にやって来たか。まずは今日の状況を訊こう。すると、14尺底の両ダンゴで打ち出したところとの事。さっきまでここにはWINDOMの人が入っていた。私はまずは宙から入り、この人の竿の曲がり具合によって底をどうするか決めよう。釣り座に戻って準備だ。今日は最初から宙で行くぞ。竿は13尺で両ダンゴだが、ウキの動き具合によっては「お」も考慮の対象とする。餌は天々:プログラム:水を2:2:1。準備中に1人やって来て、何も言わずに私の左横に入った。まあ、それはそれとして、準備が出来たので「たな」1本で開始。時刻は9時10分。今日は晴れとの予報だが、少し雲があるのか日差しはきつくない。風・波もなし。さて、餌打ちを10投ほど繰り返すと、ウキがモヤモヤ。ん、これは?果たして喜ぶべきか。とにかくウキを動かしているものをかけないと、どうにもならない。が、ウキは弱くモヤモヤするだけで、あたりにならない。なるほど、これが食い渋りか。仕掛けが「お」になっていたので、上ハリスを交換して両ダンゴにしたのだが、ちょっとハリスが長過ぎるかも。それでも、特に何かするわけでもなく続行。あたりらしきウキの動きは出始めたが、かからない。私の左はセットの宙だが、しばらくしてバシッと合わせる音がするようになった。が、こちらもかからない。早くも10時。昨日の激渋の余波により、今日は撃沈かな?と、ウキが馴染んでからチクッと入り、これに合わせればやったかかりました!絶対バラサないよう、慎重に寄せる。やったぁ、1匹目。これで今日ここに来た甲斐があるというものだ。1時間経って、「お」も脳裏をかすめていたが、これでとりあえず前半は両ダンゴで通す事に決定。が、ウキの動きが良くなるわけでもなく、とにかくウキを馴染ませるよう餌を打つ。すると、ウキがズバッと入って、やった2匹目!これは意外と高活性になるかもよ。ウキの動きが少しずつ良くなるように感じているのは私だけではないようで、隣もバシッ、バシッと合わせる。そしてかかりました。底は分からないが、宙はへらが動き出したのかも。10時台にはもう1匹、小さなあたりを拾ってゲットだ。が、ハリスが「たも」に絡まってパーマ状態になる。そのまましばらく続けたが、どうも気になるので、両ハリスを5cmくらい縮めてみる。ついでに「たな」も20cmくらい浅く。何かを2つ同時にやらないよう決めているのだが、今日もやってしまった。そして11時。予定ではそろそろ終りだが、今日は途中「1個餌釣法」をやったせいで、まだ餌が残っている。そのうえ、対策が功を奏したのか、ウキの動きが次第に良くなってきたのは間違いない。ラストスパートと行きたいものだ。ひょっとして私の第2目標まで行くかもね。へら師が増え、ダム?そばと底の先客の近く、それに坂の下に1人ずつ入った。さて、ウキの動きが良くなり、あたりが出だすと、とにかく合わせて2匹をゲット!やった第2目標クリアだ。更に、ラス前にも1匹。ちょうど孫を連れたお爺さんが(←何処かで聞いた話か)やって来たので、「たも」に入ったへらを見せてあげる。あれっ、あんまり興味なかったか・・・。そして最後の1投。だが、何もなく前半は終了だ。11時30分少し前。実釣2時間強で6匹は、予定を大幅に上回り、万々歳と言ったところか。一旦休止して、先客の方に向かう。状況を訊いてみると、竿を12尺に変えてから1匹出たとの事。このままだと宙に変えないといけないなぁと言いながらも、まだこのままで通すようだ。この人も頑固。さて、釣り座に戻り、餌を作る。今度は天々:プログラム:水を3:1:1だ。何故釣れていた時と同じ餌を作らないのかと疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれないが、これが私です。偏屈です。11時35分くらいに再開。前半と同じく、ウキの動き具合によっては「お」に変更だ。竿、「たな」も前半と同じ。すると、出来たての餌では良く揉まないと餌が持たないようで、指先に力を入れて数投。すると、ウキがスッと入り、これに合わせれば早くも後半1匹目だ!このまま行けば、第3目標も夢じゃない?ウキの動きはグー、になり、あたりも頻発。が、なかなかかからない。餌に手水も効果があるのかどうか?それでも、12時のサイレンを挟んでポツポツと2匹をゲット。いよいよ第3目標クリアか?ウキの動きは時期が違うのでは、と思うくらいにグー。ウキが入らない事も。しかぁ~し、そこからズバッと入ってもカラ。更にはウキが馴染みながらズバッ!これもかからない。かすりもしない。そうこうしているうちに、いつもの事ながらウキの動きが収まってくる。何とかもう1匹ゲットして第3目標をクリアしたものの、ウキの動きは何処へやら。ここで「お」の選択肢がある筈なのだが、何故かそのまま続行。私のウキが動かなくなるのと並行して、隣のウキの動きが良くなったようで、再びバシッバシッと合わせる音が。そしてバシャバシャ。完全に地合が逆転してしまった。餌も経時変化で粘りが強くなったが、もう残り少ないので、指先で調整するしかない。しかぁ~し、ウキの動きを取り戻せないまま餌が尽きて、2時半過ぎに終了だ。実釣2時間強で4匹。これまでなら納得の結果だが、あれだけウキが動いてこれでは、ちょっと虚しさが残る。「お」に切り替えるチャンスはなかったか?また前半と併せて実釣4時間半で10匹は、嬉しいことは嬉しいのだが、少しだけ残念な気持ちも。片付け。少し波が出ている。片付けを終え、底の先客に様子を訊きに行くと、午後は(もちろん底の両ダンゴで)4,5匹パタパタッと釣れたが、今は元通りとの事。お先にと言って釣り座に戻り、荷物を背負って階段を登る。少し休憩したおかげで、腰の痛みが引いてちょっとだけ楽な感じ。それにしても、今日は昨日の激渋から1匹が関の山だと思いながらの竿出しだったが、途中からは調子に乗って第3目標を狙う釣りになった。釣り人の数が違うくらい(←これが結構大きいぞ)で、条件的にはそんなに違わないと思うのだが、日によって浮き沈みの激しい結果になるのが秋の釣りか。駐車場に戻り、一息ついてから荷物を積み、池を後にした。
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