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2012年6月29日 (金)

アームの差を痛感@大楽地の池

今日は予想に反して晴れらしい。と言う事は、出掛けなければならないでしょう。まずはOさんにメールすると、増沢にいるとの返事。う~ん、増沢かぁ。別に増沢でも構わないのだが、増沢だとコメントが付き難いらしいので、今日は浜北新池?いや、何故か大楽地。時間的には鳳来でも構わないのだが、1人では何処に入って良いのか分からないしなぁ。8時半少し前に家を出る。時間帯が悪いのか、池に着いたのは9時過ぎ。先客が2人いるようだが、まずは荷物を降ろして階段を上ると、先客は堰堤左端にいた。が、何故か声をかけ辛く、そのままバルブの左に入る。どうも気まずいが、今更と言うのもDscf1040なぁ。さあ準備するか。先客は竿が短いようだが、私は11尺で行こう。もちろん底ですよ。餌はいつもの両ダンゴ。手前の先客は、それまでウキが全く動かなかったようだが、私が来てすぐに最初のあたりで1匹目ゲット。すると、その後もへらが寄ったようで、ポツポツと竿を曲げ始めた。奥の先客はカラツンばかりだと言いながら、こちらもポツポツと竿を曲げる。こりゃぁ高活性なのかな?かなり暑いので傘をセット。底を取り、開始は9時32分。ウキの馴染みもバッチリだし、あとはへらがかかってくれるだけだ。が、しばらく打ってもウキに動きなし。先客はどんどん竿を曲げていて、そんなにあたりが出るのが不思議なくらいに私のウキは静かなまま。それでも30分近く餌打ちしたところで、ウキがフワッと返したあとにチクッと入った!これを見逃す筈もなく、ピシッと合わせればやったかかりました!しかぁ~し、頑張って寄せる途中に異変に気付く。へらの向きがおかしい。「たも」に収めれば35cm以上はあるが、残念胸ビレに擦れていた。ガクガクッ。最初から擦れかぁ。気を取り直して再開するが、ウキの動きはないまま時間だけが過ぎる展開。それでも1回あたりが出たが、カラ。先客と一体何が違うのだろう。柔らかい餌が良いとか聞こえてくるので、一部に水を打って柔らかくしてみるが、効果は不明。待った方が良いのか、どんどん餌打ちした方が良いのか、迷った挙句に実際はただ漠然と待つ釣りに。途中から急に風が吹くようになった。そして時折、傘が吹っ飛びそうになる強い風も。思うところに餌打ち出来ず、いつものイライラ。それでも11時近くになっDscf1042て、ウキが弱く返したなぁと思っていたら、いきなりダッと言う消し込み!慌てて合わせれば、やったかかりましたよ!今度は大丈夫でしょう。奥の先客が言っているとおり、ちゃんとしたあたりはダメで、あれっと言うあたりでゲットだ。やっと1匹目が出てホッとするが、手前の先客が相変わらずのペースで竿を曲げているのが見えると、アームの差を見せ付けられたようで、ちょっと悲しくなった。さあ、どんどん行こう。しかぁ~し、しかぁ~し、後が続かない。再び時間だけが過ぎる展開PART2。その後2回カラツンと1回バラシが出ただけで、事態の好転はないまま12時のサイレン。そして12時6分に餌が尽きて底は終了。結果、実釣2時間半で1匹。これはトホホ以外の何者でもない。手前の先客は12時のサイレンで終了したが、私が来てから10回は竿を曲げたような気がする。奥の先客は手前の先客ほどでもないが、カラツンに悩みながらも私の数倍は竿を曲げているだろう。アームの差はどうやっても縮まない。裏山鹿~。さあ、次は宙。底の時から、餌打ちすると餌が落ちたところにへらがパクパク口を開けているのが見えたので、宙なら何とかなるかもしれない。「極力」と言う看板の文字を信用して、次は宙だ。12時を過ぎる頃から4人くらい常連さん?がやって来て、1人は奥の浅場、他の人達は堰堤真ん中から左に集中して入った。堰堤の皆さんは8尺とか言うのが聞こえるので、今日は最初から間違っていたのかもしれない。さて、竿はそのままで仕掛けとウキを交換。餌はガッテン4に水1を加えて混ぜ、しばらく放置してからマッハを1の両ダンゴだ。周りを気にしていつもより深めの「たな」1本半での再開は12時17分。相変わらずやる気のないへらが、餌が落ちるところでパクパクやっているのが見える。それでも数投打ったところで、ウキに動きが。Dscf1043Dscf1044そしてウキが馴染んでからチクッと1目盛入るあたりで1匹目ゲット!う、嬉しか~。更にしばらくして、今度もウキが馴染んでからのあたりで2匹目。底の時とは大違いだが、皆さん底で竿を曲げているので、それほど威張れない。さあ、どんどん行こうPART2。しかぁ~し、次のあたりは消し込みで、バッチリかかったと思うのだが、堪えている間に力が抜け仕掛けが宙を舞う。それに何か変だぞ。あっ、ウキのトップが折れた!ガクガクッ×ガクガクッ。それに、ハリス切れかと思ったら、ハリスそのものがなくなっている。チチワの結び目から解けたようだ。ガクガクッ×ガクガクッ×・・・。気持ちを落ち着かせてから、まずはハリスを交換。更に、ウキを今まで使った記憶のないものに交換。何故かと言うと、見やすいから。そして再開するが、状況が一変。ウキの動きが悪くなった。そこで、常連さんの目を気にしながら「たな」を1本に変Dscf1045更。すると、再びあたりが出るようになる。そして1時を過ぎる頃にズバッというあたりで3匹目。ただ、最初のトラブルさえなかったら、今頃はもっと釣れていたに違いない(本日のタラ・レバ)。常連さんは開始してじきに竿が曲がるようになり、そこにはきっと何かあるに違いないとは思っても、アームの差ばかりが気になってしまう。餌の経時変化と乾燥で、その後はあたりがあっDscf1046てもカラ。もちろん餌に手水とかやってみるが、1時半頃にズバッというあたりでトータルでの第2目標はクリアしたものの、あたりの大半がカラで2時に近付く。いよいよ最後の1投。すると、ウキが勢い良く消し込んで、やった「上がりべら」ゲットかと思ったのも束の間、バラシで宙も終了だ。ガックリ。時刻は1時52分。結果、宙では実釣1時間半強で4匹。底と併せれば実釣Dscf10474時間強で5匹。疲れた。片付け。今日は先客といい常連さんといい、アームの差を痛感させられた釣りだった。増沢でそこそこ釣れても、厳しい池では通用しませんよと。あれだけ吹いていた強い風も、今は穏やかになった。まあ、そんなものでしょう。片付けを終え、先客に挨拶するが、返事が返って来たのは1人だけ。黙って帰った方が良かったかな。車に荷物を積み、とっとと池を後にした。
 
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コメント

こんばんは、濁りはどんなもんだったか?です。
先週末あたりから濁りで魚の活性がよくなったのですが、15尺、17尺の方はほぼ撃沈状態でした。
ワタスの6尺~9尺がウキの動きが良かったです。
(ゴメンくさい!もっと詳しく書いとけばよかったですね)
どうも、堰堤左側が底でも宙でも良いが、堰堤中央~右側は宙の方がよいような?(もっと底を粘っていれば、同じかもしれません)
それから、浮いているのは、決して「やる気の無い」訳ではないですよ。
ワタスもチョー、カッツケと書いておいたと思いますが、あの「見えへら」も喰ってきますよ、そして型が良いです。
解っている事と思いますが、型が大きい池の場合は枚数ではなく、大きさ、重さをゆっくり楽しんで釣り上げるのがよろしいかと…。
競技用の場合は急いで引っ張って数を釣るのがよろしいかと…。

投稿: 黄金バット | 2012年6月30日 (土) 00時51分

バットさんおはようございます。
濁りはまだありました。私以外の常連さんは皆短い竿の底で、へらを引っ張ってましたよ。
 
浮いているへらも狙えばかかるかもしれませんが、それは「たな」のへらがどうしても釣れない場合。西の平でも増沢でも、チョーカッツケでやれば浮いているへらは多分釣れますが、それは最後の手段だと思っています。1本半でも1本でもウキは動いていましたので、そこにいるへらを釣りたかったです。浮いているへらは時々擦れて邪魔になりました。

宙をやるときにはドキドキしました。仲間がいて宙をやればどうって事ありませんが、1人でやると言うのは、プレッシャーに弱い私はそりゃぁビクビクしながらの餌打ちでした。やはり「縛り」があるとね。

投稿: sunshine_hera | 2012年6月30日 (土) 06時24分

そうです!
ココは底専門ですよ!
宙なんてやったら池に叩き落とされる・・・。

投稿: yurie | 2012年6月30日 (土) 19時35分

yurieさんこんばんは。
底専門でうるさいのは鶏小屋と東ノ谷奥池ですね。ここでは常連さんが見張っています。
 
誰かさんから聞きましたが、この池では看板を書いた本人が宙をやっているそうなので、まあ大丈夫なのでは?振り上げた拳をどうやって下ろすか、興味があります。

投稿: sunshine_hera | 2012年6月30日 (土) 21時13分

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