福島旅行記その5/5月25日
いよいよ最終日。朝風呂で気分をリフレッシュし、荷物を整理してから朝食バイキングへと向かう。風呂に入っている時にはパラついていた雨も上がったようだ。
食事を済ませてホテルを出る。まず向かったのは「鶴ヶ城」。会津の城なので大きい。城中に駐車場があるくらい。浜松城とは比べようもない。
駐車場から歩いて天守閣に向かうが、雨の後なのか気温は上がらないが蒸している。
中は全て階段。1階2階は写真撮影NGなので注意が必要。昨日までの疲れがどっと
出たのか、しんどい。
最上階から外に出れば、風もあって生き返る感じ。福島ともあと少しでお別れか。
順路に従って行けば、今までと同じく最後には売店。義弟は呑めないがお土産に酒を買うようなので、私も思い切って高い酒?を買ってみようかな。ただ、ここでは買わない。この後2つばかり蔵元を廻って、予め決めてある酒を買うとの事。と、その前に、郡山に本店がある洋菓子店「ままどおる」でお土産購入。通販でも買えるのだが、せっかく来たのだから。
それから、蔵元「宮泉銘醸」と「鶴之江酒造」を巡る。私は「宮泉銘醸」で純米大吟醸備前雄町(生酒)を購入。まだ呑んでないが、楽しみだぁ。
しかぁ~し、「鶴之江酒造」では写真を撮り忘れた。疲れていたんだろうか。
義弟が家人へのお土産にと漆塗りの箸を買ってくれた。気を遣わせてしまい、本当に申し訳ない。
その後、地元でも有名な和菓子店「柏屋」で薄皮饅頭を購入。店内で1人の職人が作っているのが見えるようになっていたが、もちろんパフォーマンスなのだろう。1人で作れる訳ないもんね。
これで全てのお土産は買った(既に食べ尽くしましたので、悪しからず)。
さあ、朝が早かったせいか、そろそろ腹も減って来た事だし、昼食だ。今日は「大内宿」で「高遠そば」。会津西街道にある宿場町らしいが、詳しくはネット等で調べてチョーダイ!
何か心寂しそうな道を5kmほど進むと、いきなり開けた場所に出る。駐車場には車が一杯。藁葺き屋根の家(元は旅籠だったのでは?)がずらっと並ぶ。今通って来た道を来たとは思えないほどの観光客。中国語も聞こえて来る。
我々が入ったのは「三澤屋」。昼食時とあって混んでいる。我々に渡された番号札は40番。しばらく待つと、来ました高遠そば。葱を箸代わりにして食べるのだが、無理。それで、ちゃんと箸も付いてくる。
蕎麦をすすりながら左手に持った葱を薬味としてかじるのだが、美味い!美味いよ!
観光地にありがちな、デロデロに伸びた麺かと思ったが、失礼しました。普通に美味い。
ただ、蕎麦湯が出て来ても、単体でしか飲めないのはどうかな。
さあ、遂に福島旅行も最後の目的地となった。それが「塔のへつり」。「へつり」の漢字はうかんむりにドル。
「へつり」とは、この地方の方言で、川に沿った断崖や、急斜面という意味らしい。
えらい昔に水流にえぐられた河床の地層が、地盤の隆起と共に風雨にさらされ、軟らかい部分が流されてへこみを作り、固い部分が庇状に張り出して、更に縦の節理に沿っても侵食が進んだため、何層にも重なる塔状の形になった、とはパンフレットに書いてあっ
た。自然の作り出す絶景に感心して、いよいよ帰途に就く。
2日間運転しっ放しだった義弟には感謝しかない。少しではあるが私も運転させてもらう。
帰りは東北道から圏央道、そして東名から横浜インターへと。大体4時間くらいだったが、普段高速には乗ることがない私、隣の義弟はヒヤヒヤもので、運転するより疲れたのでは?
妹夫婦の家で一泊し、翌26日には帰宅となった。2人には本当にお世話になり、ありがとうございますの一語しかない。尻が重い私、これを機に少しでも遠出をしてみよう。なんて殊勝な事を思った旅行だった。
福島は蔵が多い。これ初めて確認した
↓
| 固定リンク
コメント