福島旅行記その4/5月24日PM
それから喜多方へと向かい、昼食は「喜多方ラーメン」。数ある店の中で我々が入ったこの店は、醤油と味噌の醸造元がやっているようだ。
客は我々の他にお婆さんが1人だけ。そう言えば、ソースカツ丼の時も客は我々だけだったし、観光客はそこそこいるのに、皆さんなにを食べてるんだろう?
それはさておき、肝心のラーメンはと言えば、平打ちの醤油味で特にこれと言った特徴がない。ただ、価格は460円と安い。
スケジュールが少し早めに推移しているらしく、続いては 柳津にある虚空蔵尊。景色が素晴らしいとの事。ここも歩きます。歩きますが、何か。
こういう渓谷風の景色は確かに素晴らしい。3日目でも絶景にお目にかかる事になる。
さあ、いよいよ本日のメイン・イヴェント「飯盛山」。ここも歩くんだろうなと思いながら向かうと、何と階段のそばに動く歩道!もちろんタダではありませんが、すがるように乗り込んでゴー!
白虎隊の面々が見たであろう同じ場所から鶴ヶ城を望むと、ゲゲッ、小さ過ぎてよく分からない。昔の人は目が良かったんだなぁと妙な納得。
昨日からの疲れと今日の強行軍?で、いよいよ疲れがピークに。それでも義弟に勧められて「さざえ堂」に入る。一方通行のらせん状通路を登って下る間、人と出会う事がない不思議な塔と言う事で有名らしい。
実は高校の修学旅行先が東北で、飯盛山にも寄った記憶(かなり薄くなっている)があるのだが、この堂にも入ったような入らなかったような・・・。
しかぁ~し、それよりもっと重要な事が。実はかなり疲れていたので、肝心の白虎隊記念館をスルーしてしまったのだ。ここまで来て、それはないだろうと言われそうだが、本当にきつかったんです。ただ、この後もっとキツイのが待っていたんですよ(トホホ)。何とか根性で廻りきるぞ!
そして、これが今日最後の訪問先「会津武家屋敷」。こちらも移設ではなくて再現(だと思う)。ゲゲッ、また登るのか・・・。でも、さっき白虎隊記念館をスルーしたので、今度もスルーは出来ないよなぁ。根性で廻りきろう。疲れたせいか写真の枚数もグッと減っている(気がする)。銅像は姿三四郎のモデルと言われた西郷四郎のもの。
遠く鶴ヶ城が見えるが、さっきの飯盛山の時と同じくらい小さいぞ。せっかくだからとカメラで撮ってみたが、悲しいかな3倍ズームではこれが精一杯。中央2つの電柱?の左に見えるでしょうか。
強行軍?も無事にクリアして、今夜の宿へ。東山温泉の「東鳳」。さっさとチェックインして部屋へと向かう。シングル相当2部屋と言う事で予約していたが、何と和室10畳が2部屋与えられた。これはサービスが良いなぁと瞬間的には思えたのだが・・・。カーテンを開くと、あれれ景色は隣の建物の壁。まあまあ、これはまだ我慢の範囲。
さて、ここの露天は開放感に溢れているのだが、残念今は女風呂になっている。明日の朝5時から男風呂と切り替わるので、これは是非とも早起きして入らねば。
食事はバイキング形式で、特に何かあると言う事はなかった。
ところが、食事を終えて部屋に戻り、テレビを観ながら寛いでいると、8時過ぎになって突然モゴモゴと音が聞こえてきたではないか。まさか、と思いつつもテレビを観ていると、次第に音は大きくなり、しかもそれがカラオケである事が分かった。瞬間湯沸かし器のようにカーッと頭が熱くなった。家でもカラオケにイライラしているのに、旅先でも同じ環境になるなんて考えられない。すぐさまフロントに電話すると、どうやらこの部屋の下が宴会場になっているようで、一応扉は閉まっているようだが、やはり音が漏れてくるようだ。フロントからは後30分ほどで宴会が終わるので、何とか我慢して欲しいと言われ、分かりましたと紳士的に対応するが、腸は煮えくり返ったまま。
一応9時を過ぎる頃から静かにはなったので、それ以上何か言う事は止めた。訳アリの部屋だったんだ。最初に言ってくれれば良かったのに・・・。
その後就寝したのだが、疲れている筈なのに、昨夜と同じく寝付けない。何度となく目が覚め、朝を迎える。よし、こうなったら朝風呂だ。しかぁ~し、予報どおりなのか雨。開放感溢れる風呂もちょっと残念。出る時に、起きて来た義弟と会ったが、昨夜のことは朝食の時にでも話題にしよう。
いよいよ最終日。天気は何とか持ちました
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