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2019年12月21日 (土)

ちょっとした計算

私がよく見に行く「マルキュー藤田の釣日記」は、参考になる事が多い。その中でウキの感度はトップの太さの2乗に反比例するというのがあった。
細かな条件はさておき、トップの太さが2倍になると感度は1/4になると言う事。つまり同じ力で引っ張られた時に、ウキの動く距離はトップの径が2倍になると1/4になると言うのだ。
で、考えた。例えばストローのようなもので外径5ミリ内径4.8ミリ(つまり厚みが0.1ミリ)の中空のものを考えた時に、その断面積は中に自由に水が出入り出来るとすると、(5×5-4.8×4.8)×π/4 となり、これを計算すると外径1ミリのトップのものの約2倍となる。外見上5倍の太さであっても感度は半分程度となるのだ。
ならばそのストローを縦割りにすれば、断面積はほぼ同じとなって、風・波を考慮しなければ視認性に優れ、感度も素晴らしいウキが出来上がると言う事になる。
まだ実践していないが、一度は作ってみたい。ただ、強度が出ない気がするなぁ。
 
それと、最近気になっていたのがハリス段差について。
例えば上ハリス25cmで下ハリスが26cm(段差1cm)の時、下鈎の餌は上鈎の餌からどれくらい離れるのかと言う事。
3平方の定理から計算したら、驚くべき結果が出た。
まずは条件として、水は動かない。更に上鈎の餌はウキの真下に落ちる。そして下の餌はハリスが張り切ったところに落ちる(最大値)とすれば、3平方の定理よりその距離は√(26×26-25×25)となり、何と7cm近く遠くに落ちると言う事になった。
段差を更に広げて行くと、2cmなら10cm、3cmなら12cm以上離れてしまう。
上ハリスを30cmとした場合、1cmの段差で8cm近く、2cmなら11cm。よく言われる段差5cmの場合、上ハリスが25cmなら17cm近く遠くに落ちる場合があるのだ。
最近バランスの底で思うような結果が出ないので、ちょっと考えてみたと言う事。他の細かい条件はカットしてあるので、その点はご了承頂きたい。
 
また体調が芳しくなくなった。医者に行って薬を出してもらおうかな
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コメント

ご無沙汰です。
ご表記のようなウキを縦に割った商品がリコーサーバンスより発売されてましたが、今は無いようですね。余り使う人が居なかったんでしょうね。
ところで同じ大きさのエサにおいて、長い下鈎、短い上鈎はどちらが先に着底すると思いますか?

投稿: yurie | 2019年12月23日 (月) 17時45分

yurieさんこんばんは。久し振りですね。お元気ですか?
以前私も板状になったトップのウキの写真を見た事があります。あれっ、yurieさんに見せてもらったのかな?
餌の着底とハリス長の関係は、これも以前にyurieさんからお話をされた記憶がありますが、詳細は忘れました。詳しい理屈はまたの機会にでもご教授ください。

投稿: sunshine_hera | 2019年12月23日 (月) 23時41分

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